「泥の子と狭い家の物語」
きのう、無事にすべての公演を終わらせることができました。
関わってくださったすべてのみなさま、ありがとうございました。
舞台の公演をやると、本当に感謝でいっぱいになります。
なかなか会えないひとや、ずーっと会ってないひと、よくごはんを食べるひと、そんなさまざまな方々に会えるしあわせ。
しかも足をお運びくださるのですよ。わたしのために!!
作品は好みもあるので、全員に楽しんでいただくことはなかなか難しいけれど、それでもやっぱり楽しんでもらえるような作品に携わるのって大切なことだなぁって改めて思いました。
終わった後に笑顔で「面白かった」って言ってもらえると、ほっとするしうれしい。
舞台はいつのまにか、自分がやりたいからやるものではなくて、誰かに楽しんでもらうためにやるものになっていたみたい。
そして今回の座組。
10代から50代までの幅広い年齢層でした。
そんなん初めて。
いやもうね。
すごく仲が良くて。ほんとに。
プロデュース公演でこんなに仲良くなれるものなの?って不思議なくらい仲が良くて。
楽屋も大部屋にみんな一緒。それが嫌じゃなくてむしろ楽しくて。
みんなで1つのものを作っていく感覚が心地よかった。
夫婦役をさせていただいた酒井敏也さんも本当に優しくて気遣いの人。
最初の緊張が嘘のように、気兼ねなくお芝居ができたのは、ひとえに酒井さんの懐の大きさによるもの。
酒井さんとお芝居してるのを観て喜んでくれた人も多くて、喜んでもらえる仕事をするのって大切ってこともあらためて思いました。
キャストのお客様からもありがたいお褒めの言葉をいただいて、その言葉を栄養に、さらに磨いてゆこうと決意を新たにしました。
だって、もうほんと、なんでそんなにほめてくれるの?っていうありがたい言葉をたくさんもらったの。
宝箱にしまって、くじけたら取り出して眺めようと思う 笑
驕らずに進んでいきます。
みなさま、本当にありがとうございました。
Theatre劇団子
杏泉しのぶ