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餃子まつり。

先日、我が家で餃子の会を開催しました。



ダンスマスター共演の、椎名亜音さん、伊藤加奈恵ちゃん、そして同期でもある大島翠。

稽古中からやろう!と言っていて、ようやくかないました。
それぞれ夜までの予定をこなしてから集合。
翌日早いメンバーが多く、慌ただしく終電で帰宅。

よるごはん食べに集まったかんじに(笑)。

けど楽しかったー!!
また今度ゆっくり集まろうと約束して解散しました。

餃子。

みんなぺろっと食べてくれて嬉しかったです☆

ようやく戻りました。

image.jpeg
手。
ではなく、指。

じつはわたし、左手の薬指を骨折してました。
ダンスマスター稽古中に。
しばらくは板を当てて固定してて、本番にはテーピングで行けるまでに回復しました。
いやあ。あせったよね。
この痛みは突き指ちゃう!とうすうす気づいたよね。

それがうようやく外れて、久しぶりの感覚。
ずっと固定していたためにまだうまく曲げられないので、じょじょに。

んでもって。
いまさら感満載の写真をばばっとアップします。



これ、卒業イベントの回。
わたしはここでもラストに落ちみたいなポジションで登場しまして、みんなの楽しげなテストに参加できませんでした。さみしかったー。参加したかったー。
写真は新聞部ゾウくん@渋谷将ちゃん。ちゃんと理事長も撮ってくれてありがとう。

今回の公演、わたし写真全然撮ってなくて。いや、普段からあまり撮らないんだけれども。
もっとみんなのこと撮っておけばよかったなー。


あーちゃんと。


拓郎くんと。

こんな顔だったんですねぇ。
白いレースの手袋がイラっとする(笑)。

この手袋については、やむを得ない理由で身につけたのですが、結果としてよかったなと思いました。
嫌な感じが増すし、そこにキャラクターらしさみたいなものも生まれて。

やむを得ない理由。
それは冒頭に話した骨折でございます。
みんなには言わず、衣装さんと舞台監督さんにだけお知らせしてました。

煮干をたくさん食べた効果で(?)、本番にはテーピングになり、無事手袋をはめることができました。
理事長でよかったーと心底思いました。他の役じゃこのごまかしはできなかったもんね。

ほんと、全力でやるのは大切だけど、怪我には気をつけないといけませんね。


小道具。理事長の悪事を暴いた新聞部の力作。
この新聞が、実は癒しに。
左下に注目。

可愛いー!子犬可愛いー!!!
これは犬好き仲間のカズくんに教えねばと報告。
すると「なにこれ。かわいいー。めっちゃかわいいー」と
メロメロになってました。満足★

子犬は世界を救う。

あと、裏話的なもの。
早着替え。
胡桃沢先生がハレンチ予備校終わって、次のシーンまでは衣装を早替えしています。
わたしそれを少し手伝ってました(笑)。
脱いだジャケットを受け取り、シャツをガッと脱がし、別のジャケットを着せる。

舞台上ではバチバチなのに、おもしろい絵面だなーとか思ってました。
舞台ではよくあるお話ですけどね。

パンツ打ち合わせ。
ゆうくん演じる蒲郡先生とのある意味アツい抱擁シーン。
そこでパンツ姿になる蒲郡。
そのパンツが日替わりでね(笑)。
千秋楽はどのパンツにするかって話から、白ブリーフだからセリフも少し変えないととなり、ジュリーと3人でパンツシーンの打ち合わせ。変な打ち合わせ(笑)。

ラストのヅラとメイク。
メイクしたのはゲネプロ(本番同様のリハーサル)が初めて。
そんなわけで生徒たちには知らされぬまま、メイクすることに。

振り向いたときのみんなの顔がね。
忘れられません。
みんな明らかに目がでかくなってた

1番間近で見るハメになったミツくんとなつみんは完全に笑ってたね。
裕太くんに至っては「スゴイっすね」って話しかけてきたからね。

ごめんよ。ほんとごめんよ。


さて。
愛しのダンスマスターブログも今回でおしまい。
共演者のみんな本当にありがとう。
スタッフの皆様、素敵な舞台にしてくださって感謝でいっぱいです。
そして観に来てくださったお客様。

お客様がいて、やっと舞台は完成します。
完成させてくださってありがとうございました。
この作品が面白かったとしたら、その半分ぐらいはお客様のおかげ。
楽しそうに笑ってくださった皆様のおかげです。

本当にありがとうございました。
 

西条理事長とわたし。

今回の役。

理事長。
60代。
悪役。

のたうちまわりました。←

本番入ってからも胃が痛くなるくらい(笑)。
楽しく悪役ができないわたしは不器用なのかなんなのか。

この西条さん。
見事に共感できるセリフがない。
すべてが自分のためだから。

それでもお客様はいいところを見つけて受け入れてくれるんですから、ありがたいですね。

それにはラストのあの姿があるのだろうけども。。。

今回。
出オチみたいな姿で最後の生徒との決戦を迎えてまして。
金のパンチパーマヅラと、歌舞伎の隈取りみたいなメイクで。

これがねー。
もーねー。
ほんと思いのほかしんどくてねー(笑)。
これで出る、というのを受け入れてもらえるのか、ほんっと不安で。
いかんせん、そんなポジションしたことないし。

特にわたしの知り合いが受け入れてくれるのか、というところに恐怖さえ覚えていました。

出る前は毎回気合い入れて覚悟決めて、それでも胃が痛くて(笑)。

そんなこともあってか、本番始まってから口内炎がどんどんひどくなって。
どんだけストレス抱えてたんでしょうわたしったら。

そういうのも含めてなんでも楽しめるといいんですけどね。
だけどお客様が楽しんでくれたので良かった。

当然ながら知り合いには総じて驚かれました。心配されるほどに(笑)。

それでも。
大勢の方が笑顔で、楽しかったと言って帰ってくれたことが、何よりの幸せでした。

劇団子の先輩、大高雄一郎さんのぱんつ姿を間近で眺めたのもいい思い出です。同期の翠とも絡めたしね。

わたしとは違う人の人生。
それを演じるのが役者。
それを伝えるためにするのが役作り。

今回は改めて痛感しました。
簡単じゃないぜ!他人ってやつは!

だから、ありがとう理事長。
あなたと向き合えたことは、わたしの宝になります。宝にします。






愛しのダンスマスターブログはまだ続くよ。写真も少し残ってますしね☆


終わっても終わらない!

「愛しのダンスマスター」昨日無事に終わりましたが!

実はまだキャスト紹介が終わっていなかったのだ。
しかも主演のこの方を!!!



じゃーん!
OH-SEさん!!!

いや、なんか、振付と主役という大役なので、稽古場で声をかけるタイミングを完全に逃していました。
で、本番中はそもそも必死で全然写真撮ってなくて、千秋楽にようやく撮ったのでした。

唯一の悪役なので、本番中にみんなの写真とか撮ってもいいものかとか考えてしまってました。マジメか!

そんなわけで打ち上げ明けの写真!!
胡桃沢先生らしくバックに歌舞伎町を背負っていただきました(笑)。

OH-SEさんはね。
台詞が膨大だったのですよ。
喋り始めるとずーっと喋る。

そんな胡桃沢先生の台詞をこなれたように発するこの方を見たときに、わたしは人知れず衝撃を受けました。

最初からいいテンポで長ゼリフを繰り出すって、案外難しい。
それも早口なだけではなく、ちゃんといいテンポ。

この方すごいなーって思ったのを覚えています。
ダンスについては言うまでもない。
かっこ良くないわけがない。

わたしは敵対する理事長だったので、胡桃沢先生のつっめたーーーーい視線を受けまくってました。なんなら舌打ちまでくらってました。
もうね、ほんと、蔑む眼差しでね。

普段のOH-SEさんはよく笑う方なので、よけいに冷たさをひしひしと感じておりました。

しかし打ち上げでは同じテーブルについていて、たくさんのお話をして。
演出の石山さんも同じテーブルだったので、いろいろ深い話も。

さらにOH-SEさん、最後まで残ってくれましたよ!
だから写真が明るい歌舞伎町(笑)。

最後はしょっちゅう寝落ちしてましたけど、千秋楽終わってからゴリゴリのダンスイベントしてきたんですもんね。当然です。

と言いながら寝かせないみんな(笑)。
その向かいでジュリーこと澤田拓郎くんも相当ヤバイ顔してましたけどね。

最後は普通にお疲れさまでしたー!ってお別れ。
まるで今日も本番があるみたいに。

それがまたいいよね。
この世界にいたら繋がりはきっとあるし、増えていくから。
活躍も見ることはできるし。

そんなわけで、ようやく全員紹介しました!

はー!20人!素敵な20人!!
みんな仲良くて、みんながみんなを大好きな座組でした。

そこになかなか入っていけなかったのは、わたしが未熟ゆえ。
悪役をやるのに仲良くなりすぎると、うまく整理がつかない。

外から俯瞰で見るみんなは、本当に楽しそうに愛しのダンスマスターの世界を生きていました。

それが素敵で眩しくて、見ているだけでしあわせでした。

またどこかで会いましょう。
会えるように、邁進しよう。

そんな最強のみんなでした。

始まりがあれば終わりもある。

舞台本番の時に、いつも思う。
終わりに向かって走っているのだなと。

作品が終わる時に、惜しんでくれる人がいる。
そんな作品に出演できると、寂しさと共に安堵が胸に広がります。

舞台なんて、芝居なんて、無くても生きて行ける。
娯楽やエンターテイメントと呼ばれるものは、生きて行く上で関わらなくとも、命を脅かしたりはしないのですから。

そんな中で惜しまれるということは、少しでも必要なものと思っていただけたからこそ。

Twitterやブログの感想で、「終わるのがさみしい」とたくさん言ってもらって、申し訳ない気持ちと、ありがたさで、雨の千秋楽も心は晴れています。

今回は、悪役。

だから最後は1人。


そんなこともあり、共演キャストとの距離感もけっこう遠いまま過ごした今回。

仲良くなるとわたしの心が傷むのです。ザ・不器用(笑)。

自分の気持ちが逆行しながら、冷静に演じるのは初めてのこと。

生徒たちのきらめきを疎ましく、教師たちの情熱を蔑んで。

どうしようもない彼女を今日も生きるのです。

さあ。
行ってきます。