連絡に疎い知り合いを持つのも悪くないかもしれない。
メールの返信は早くて翌朝、そもそも返信があればラッキーなぐらいだ。
電話はかけても出ない確率が高い(笑)。
会っているうちに確認すべきことは全てしてしまわなければ、こちらが安心できないのである。
頻繁に連絡を取る必要がある上に、毎日会えない相手と来たなら、その不便さは…まさに筆舌に尽くしがたい。
しかし、ふとおもう。
それって、携帯に慣れすぎているとも言えるよなと。
昔は家の電話しかないから、相手が家にいない限り外から連絡を取ることはできなかった。
会っているうちに、何らかの約束を取りつけるのが、何より確実な手段だったし、セオリーだった。
それが当たり前だから、不便だとイライラすることもなく、むしろそんななかでする長電話は特別で、電話がかかってくるだけで嬉しかったりしたものだ。
アナログに生きるのも、大切だとおもう。
外に向きがちな今の流れも、活動的で悪かない。
けど、内に向かうユルさみたいなものが、抜け落ち過ぎている気もする。
外と自分の境界線がクッキリしているだけで、自分がもっと見えてくるものだ。
小学生のわたしが、もっと自分を知っていたのは、他に惑わされるツールが少なかったからだとおもう。
あっさり連絡がついたり、返信は早く!なんていうイマドキのルールは、たくさんの発見やきらめきを失わせているのじゃなかろうかしら(・_・)
そんなことを考えながらも、いかにして連絡が来るまでを埋めるべきか、やっぱり悩まずにはいられない、現代に慣れすぎたわたしなのであった(^_^;)