ジェットコースターが終わったよ!その2

2017.11.06 Monday

すんばらしいスタッフさんたちのちからで、「ジェットコースターが終われば」の世界が劇場に立ち上がりました。
打ち上げでお話させていただいて、初めて知るこだわりに改めて感動。
本当に作品世界を、役者を輝かせることばかり考えてくださったんだなって。

その中で生きてきたのが今回の役、樺山遥華さん。

名前に「華」の文字が2つも入る女性ですが、イメージはどちらかと言えば「花」のようなひとでした。

本編に出るのは18歳から45歳まで。

ヘッドロックされながら困惑しつつ「うん」「うん」って返事する声が好き!って何人かの方から言ってもらえたのも嬉しかったなぁ。

そうなの。今回、学生時代の遥華の声が好評でびっくりしました 笑

優しくて、生真面目で、内気で、愛情深い。

ふんわり笑うひと、というイメージだけは、学生時代も大人になっても持っていました。

普通の人を魅力的にみせる難しさに悩んだ役だったなぁ。
遥華は口数が少なくて、自分の想いを多く語ることがなかったので、それこそ役者の内面が魅力になるような役なんじゃないかなとも思って、本当に色々思い悩み続けました。

「わたし、やっぱり歌が好きです。息子にたくさん聴かせてあげたいんです。そして息子にも歌を好きになってもらいたいんです」
「あなたたちのために歌う曲なんてありません。神聖な歌が汚れます」
「今の清ちゃんかっこ悪いよ!すごくかっこ悪い!」
「清ちゃんはそのほうがいい」
「わたしだってずっと見てきたんだから」
「ツヨシか…うん!いいと思う!」

口数少ない遥華だからこそ、ひとつひとつのセリフに想いが詰まっていて、わたしには台本から遥華の魅力がドーンと伝わってるんだけど、どう演じたら石山さんの書いた素敵な遥華がそのまま伝わるだろう。

そんな初めての向き合い方をさせてくれた、本当に素敵な役でした。

石山さんとも話したのですが、遥華はきっと、あのあと家に行ってみて、でも会うことは怖くてできなくて、遠くから顔を見るためだけに、何度も足を運ぶんじゃないかな。

剛史のことを知った遥華が自分でその現実にちゃんと向き合うことができたら、受け入れることができたら、そのとき彼女は本当に昔の遥華に戻れるのかもしれないな。

息子を喪って、清ちゃんとはもう元には戻れないだろうけれど、お互いに大切な存在であることは変わらない、のかも、しれません。
おじいちゃん、おばあちゃんになったとき、もう一度一緒に笑っていたらいいな、くらいの、長い時間が必要な気がします。



わー。
すごいなー。
その後のこととか、こんなに考えるの、恋ロビのふみちゃん以来かも。
遥華と言う人はわたしのなかに、着実に根を張ってくれたのだなと改めて。


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★劇団子公演★
『ジェットコースターが終われば』

2017年11月1日(水)〜5日(日)
劇場;シアター風姿花伝

  • ありがとうございました☆


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