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リューンに逢いに


昨日はこちらへ!

ミュージカル「リューン〜風の魔法と滅びの剣」
なんと!
2016年にPal's Sharer(パルズシェアー)で上演された「ふたつ衣の森に棲む」がミュージカルになりまして!
関西ジャニーズJr.の方や大澄賢也さん、岸祐二さん、ダイアモンド☆ユカイさんなどがご出演!!

わくわく、おずおずしながら、「ふたつ衣」メンバーと観に行って来ました。

ふたつ衣は人間界が舞台でしたが、この「リューン〜風の魔法と滅びの剣」は完全にリューンたちの世界の物語で、とても感慨深く、新鮮に楽しみました。

いや、めちゃめちゃ面白かったんですよ。
ミュージカルに新しい風が吹いたなぁと。
ファンタジーとミュージカルの組み合わせって両想いハンパないんだなって感心することしきり。

ネタバレは控えますが、主演の関西ジャニーズJr.藤原丈一郎くんと、大橋和也くんが爽やかな青年を好演してました。
パルシェではふたつ衣のリューンとほかは女性のみだったので、とても新鮮。

みんな、扉の向こうでこんな風に生きていたんだなぁって、演じたつぼみさんが見たかった世界を見たような、夢が叶ったような不思議な気持ちになりました。

舞台美術すてきだったー!

森雪之丞さんの詞がすてきだったー!

しのさんの書くお話はやっぱり素敵。
気分よく観劇のあとは、もちろんみんなで乾杯!

いい舞台と美味しいお酒、これもまた、最高の組み合わせ(*^^*)

虚構と現実のあいだに立つ。


劇団員、和田裕太くんが稽古場代役で関わっていた「三文オペラ」@KAAT神奈川芸術劇場を観て来ました。

この作品、舞台参加型の客席、P席と言う席種があってね。開演の1時間前に集合して練習して本番に臨むの。
そのP席で観てきました。

すごかったなぁ。
不思議だったなぁ。
舞台上ではないけど、舞台側に位置づけられていて、座って観てるのと違って、観たい方向を自由にとらえることができる。

客席を眺め、舞台上を眺め、舞台袖の奥も眺める。

役者がスイッチを入れる瞬間や、世界から抜け出す瞬間も見える。

虚構と現実のあいだをふらふらと漂う幽霊みたいに、ここにいるのにいないものとして扱われたり、急に作品世界に巻き込まれたりする。

参加型とは言っても一般人だし、とおもっていたらとんでもなかった。
とてつもなく重要な出演者になっていた。

客席なのにライトが当たるわ、役者さんが絡んでくるわ、シーンの中にちゃんと存在してました。


楽しかった。
し、
この中間地点みたいな場所が、いまの自分の立ち位置みたいな気がして、ふっと冷静になる。


こんな気持ちにさせてくれる作品にはこの先も出会えないんじゃないかなって思います。

三文オペラと言う作品だからこそ生きた客席なのだろうとも思います。


S席A席のお客様も、不思議な空間にいる瞬間があったとおもう。


演劇はまだまだ、変われる。
変わって行ける。


そんな気がした、舞台でした。

幸福な職場

観てきました。

劇団子同期の萌英と。


「幸福な職場」@世田谷パブリックシアター

いやぁ。
良かった。

良かったです。

さとみちゃんの可愛いこと。
難しい役柄をしっかり演じられていたのは前島亜美さん。
恋に落ちた瞬間がちゃんとわかって、あ、いまなのね?と思ってにこにこしてしまったし。

そして中嶋しゅうさんの発声が他の方々とは違っていてさすがだなぁと唸る。
丁寧なこと。
すべてが商品であること。

そうでなければ。

色々なものを感じて、だけど、最初から最後まで「共感」ではなくて。
心が揺れるというよりも、慈しむような気持ちでふわっとあたたかくなるというか。自分もあの会社にいて、さとみちゃんの頑張りに触れて、ついついその手元を真剣に見守ってしまうみたいな。

そんな不思議な目線で観ていました。

いい作品との出会いは糧となる。
自分も糧となる世界を作ろうと、改めて思う。

やることもやりたいことも、欲張ってゆかねば!

テイキング サイド観て来た♪

「テイキング サイド」
〜ヒトラーに翻弄された指揮者が裁かれる日〜

作:ロナルド・ハーウッド
演出:行定 勲
[出演]筧利夫 / 福田沙紀 / 小島聖 / 小林隆 / 鈴木亮平 / 平幹二朗

こちらの舞台で稽古場代役をさせていただきました。
とんでもないメンバーに囲まれて、緊張のあまり口が渇いてセリフが言いづらくなりました(笑)。
稽古中、平さんに見つめられて腰が砕けそうになったのは、今でも宝物な思い出です(告白///)

そんなわけで、ありがたくもご招待チケットで観劇してまいりました!

いやもう。
素敵でした。

稽古場を見ていたし、台本も知っていたので、ちょっとした変更点とか、追加された演出に、ひとりにやにや。

自分しかわからないことって、特別感あるね。嬉しい。

お話はヒトラーも絡む、ちょっと難しい内容なのですが。

やー、
良かったのです。

これは観客というより、一役者としての感想かもしれないけど。

作品を作る。
観せる。

当然のようなこのことができていて、わたしが稽古場で受けた衝撃って、これだったんだなぁと。
もちろん、好みはあるだろうけれど。

仕事として舞台に立つって、こういうのだよなぁって。
役作りって、こういうのだよなぁって。

がっつり商業演劇の世界に関わらせていただいたのはこれが初めて。

小劇場が悪いとは言わない。
小劇場だからこそのよさもある。

だけど。
ここまでの取り組み方を、わたしはまだ見たことがないんだ。
宣伝とか、かけられるお金の額とか、そういうことじゃなくて。

そこに向かう演者の姿勢、とでもいうのかしら。


その稽古場を見て、本番を観て、ほんとにいろいろおもったの。

以下、ネタバレほどではないラインで感想☆

まずはなにをさておき。
小林さんの役作り、細かくて好きだー!!
巻いてたマフラーを外して、自分が座る椅子の下にぐいぐいって押し込む。
その一連のしぐさがね。演じる役の性格や、心境を物語ってて、実は何より印象に残っている。

福田さん、お花みたいで可愛かった。
彼女の役は、あの中で一番まともなんだと思う。
本人にはこれといった特徴のない、普通の女性。
彼女が前に出てくると、知らずほっとするというのか。
それだけじゃなくてね、やはり華の役割もあると思うんです。

けど、普通の女性だから、その華の感じが、咲き誇る華麗なお花じゃなくて、道端に佇む可憐なお花じゃなきゃだめで。その雰囲気がとても伝わってきた。

鈴木さんは、誠実な、不器用な感じがすとんと伝わって。
「ユダヤ人です」って一言が、ハッとするほど似合ってた。
稽古場で見てたときは、違うせりふが一番好きだったのだけれども。
このせりふがひっかかってきたのって、案外正解なのではないかしらーとか、
お客さんとしてはおもう。

どちらかというと常識人サイドのこの方々と、ちょっと逸脱してるサイドの筧さん、平さん、小島さん。
そのバランスもなんだかおもしろくて。

小島さんのとらえどころのない女性は、アウシュビッツのもたらした傷なんだなってぎゅっとした。
あとから見る映像に、なにかを重ねてしまった。

また平さんのオーラがハンパなく。
離れて観てるのに、間近で見られてる気分になったのだよ。
普段の平さんはとても穏やかで優しく笑うのに、その面影がすっと消えちゃう。
歩き方から違うんだ。なんという80歳。

んで。
筧さんのマシンガントーク。
圧巻。
やっぱり、顔合わせの時にはほぼ出来上がってたよなあって実感。

行定監督、また近々舞台の演出されるのね。
気になってしまうー。

なんだなー。
もうなー。

ちゃんとしようって。
またいっぱいおもっちゃった。

3月公演稽古に今からどきどきですよ。
せりふとの向き合いにびくびくですよ。

緊張する。

いい、緊張。