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コメディエンヌNO1とシナプス

昨日観た、劇団員高島大幹くん、斧口智彦くんの舞台感想。

ツイッターでは2人の写真を並べたかったのと、文字数でひどく生き急いだ感想になってしまってちょっと申し訳ない気持ちになったので、こちらに 笑

舞台の感想って、今までは良いこととか、差し障りのないことしか書いてなかったのだけど、これからは少しだけ、正直な感想にスライドしたいと思います。


そこから変わることもあるかもしれないものね。

まずは昼間におのくんのコメディエンヌNO1をシアターグリーンにて。
グリーンに行くの久しぶりだったなぁ。
自分も何度か立たせていただいた劇場なので来るたびに懐かしい。

さて。
脚本がオカモト國ヒコさん。
「泥の子と狭い家の物語」でお世話になりました。
まずね、これを何よりも言いたい。

オカモトさんの本が面白い!

多分、役者が味付けする前の、台本の時点ですべての役のキャラクターが濃かったんじゃないかしら 笑

明確でわかりやすい。

だからかしら。
もっともっとバーン!!とやって欲しいところがチラホラ。

後半転がりだして勢いがついてからは、バックステージもののドタバタ感に、ニヤニヤしたりソワソワしたり、どきりとしたり、そんな諸々が詰まっていて、笑いました。言ってみたいセリフがたくさんありました(*^^*)

そしてそのあと夜は上野ストアハウスにて大幹くんのシナプス。

いや、もう、脱帽です。
小劇場でここまでつめこむ?ってびっくり 笑

こちらはキャラクターより、世界観が濃い!!もう、やりたいことが手に取るようにわかるほど、濃い 笑

清々しいほど伝えたいこと、やりたいことがわかりました。

けれども。
な、長かったです。
おしり、痛かったです 笑

これはね、あえて言おう。

上演時間こそ、お客様目線で決めるべきだと 笑

一旦シナプス感想から離れて小劇場界全体のこととしてお話したいのだけれど、環境の良くない小劇場は、最大2時間というルールを設けてもいいと思うの。

だって!!ほんとつらい劇場あるんだものー!

面白くても集中できなくなるんだもの!そんなの悲しい!!

途中からおしりや腰や背中にしか意識がいかなくなるせつなさは、世界から抹殺したい 笑

個人的には1時間30分が一番満足度高いです。



ふー。満足!

さてシナプス感想に戻ります。
こちらもまた、言ってみたいセリフがたくさんありました 笑

なんならキツネさんは今朝も真似したばかりです 笑

あと、ヒロインが可愛くて魅力的なの、大切。
ガンアクションがきちんとしてるのも、大切。

そこがちゃんとしてるの、良かったなぁ。

二作品とも思ったんだけれども、途中からすごく面白いんだけど、そこまでの勢いというか、密度みたいなものに少し物足りなさを感じました。

やっぱり出だしから「これは面白い!」と思って、それが継続してそのまま「面白かった!」で終われる舞台が何よりも最高じゃないですか。

それがなかなか難しくて、なかなかそういう舞台には出会わない。

出会った時に思うのは、役者がしっかりしてるんだなってこと。

両作品とても面白い脚本だなって思ったので、同じ役者としては、役者にもっと、がんばれって思ってしまった。

面白い脚本を、面白いで終わらせずに、最高に面白かった!にするのは、私たち役者だぜ!って 笑


いやもう、自分を棚にぶん投げて言っております。

どうしたらもっと芝居うまくなるんだろ。ほんと。

うまくなりたい。


はっ!
気づけば自分の悩みになってた!いけない!!



もちろんあくまでも個人の感想ですので、そうでなくちゃならぬ!とは申しませんのであしからず(*^^*)


どちらもあした、あさってまでですのでみなさま。

お席があればぜひとも観に行ってみてくださいませ♪




公演終了したので、モザイクなしの画像に変更(11/26)

リューンに逢いに


昨日はこちらへ!

ミュージカル「リューン〜風の魔法と滅びの剣」
なんと!
2016年にPal's Sharer(パルズシェアー)で上演された「ふたつ衣の森に棲む」がミュージカルになりまして!
関西ジャニーズJr.の方や大澄賢也さん、岸祐二さん、ダイアモンド☆ユカイさんなどがご出演!!

わくわく、おずおずしながら、「ふたつ衣」メンバーと観に行って来ました。

ふたつ衣は人間界が舞台でしたが、この「リューン〜風の魔法と滅びの剣」は完全にリューンたちの世界の物語で、とても感慨深く、新鮮に楽しみました。

いや、めちゃめちゃ面白かったんですよ。
ミュージカルに新しい風が吹いたなぁと。
ファンタジーとミュージカルの組み合わせって両想いハンパないんだなって感心することしきり。

ネタバレは控えますが、主演の関西ジャニーズJr.藤原丈一郎くんと、大橋和也くんが爽やかな青年を好演してました。
パルシェではふたつ衣のリューンとほかは女性のみだったので、とても新鮮。

みんな、扉の向こうでこんな風に生きていたんだなぁって、演じたつぼみさんが見たかった世界を見たような、夢が叶ったような不思議な気持ちになりました。

舞台美術すてきだったー!

森雪之丞さんの詞がすてきだったー!

しのさんの書くお話はやっぱり素敵。
気分よく観劇のあとは、もちろんみんなで乾杯!

いい舞台と美味しいお酒、これもまた、最高の組み合わせ(*^^*)

虚構と現実のあいだに立つ。


劇団員、和田裕太くんが稽古場代役で関わっていた「三文オペラ」@KAAT神奈川芸術劇場を観て来ました。

この作品、舞台参加型の客席、P席と言う席種があってね。開演の1時間前に集合して練習して本番に臨むの。
そのP席で観てきました。

すごかったなぁ。
不思議だったなぁ。
舞台上ではないけど、舞台側に位置づけられていて、座って観てるのと違って、観たい方向を自由にとらえることができる。

客席を眺め、舞台上を眺め、舞台袖の奥も眺める。

役者がスイッチを入れる瞬間や、世界から抜け出す瞬間も見える。

虚構と現実のあいだをふらふらと漂う幽霊みたいに、ここにいるのにいないものとして扱われたり、急に作品世界に巻き込まれたりする。

参加型とは言っても一般人だし、とおもっていたらとんでもなかった。
とてつもなく重要な出演者になっていた。

客席なのにライトが当たるわ、役者さんが絡んでくるわ、シーンの中にちゃんと存在してました。


楽しかった。
し、
この中間地点みたいな場所が、いまの自分の立ち位置みたいな気がして、ふっと冷静になる。


こんな気持ちにさせてくれる作品にはこの先も出会えないんじゃないかなって思います。

三文オペラと言う作品だからこそ生きた客席なのだろうとも思います。


S席A席のお客様も、不思議な空間にいる瞬間があったとおもう。


演劇はまだまだ、変われる。
変わって行ける。


そんな気がした、舞台でした。

幸福な職場

観てきました。

劇団子同期の萌英と。


「幸福な職場」@世田谷パブリックシアター

いやぁ。
良かった。

良かったです。

さとみちゃんの可愛いこと。
難しい役柄をしっかり演じられていたのは前島亜美さん。
恋に落ちた瞬間がちゃんとわかって、あ、いまなのね?と思ってにこにこしてしまったし。

そして中嶋しゅうさんの発声が他の方々とは違っていてさすがだなぁと唸る。
丁寧なこと。
すべてが商品であること。

そうでなければ。

色々なものを感じて、だけど、最初から最後まで「共感」ではなくて。
心が揺れるというよりも、慈しむような気持ちでふわっとあたたかくなるというか。自分もあの会社にいて、さとみちゃんの頑張りに触れて、ついついその手元を真剣に見守ってしまうみたいな。

そんな不思議な目線で観ていました。

いい作品との出会いは糧となる。
自分も糧となる世界を作ろうと、改めて思う。

やることもやりたいことも、欲張ってゆかねば!

コーラスライン

今日は!
四季の!
コーラスラインを観てきた!!

しみたし
伝わりすぎた。

四季の大ベテラン、荒川さんを見られてまんぞくー!