Archives

Recent Posts

ただいま!

ブログを移行したのち、

そちらでもなかなか動かない不動っぷりを遺憾なく発揮しておりましたが、

なんと!そのブログがサービス終了しまして、出戻ってきました🤣


またこちらでゆるゆると綴ってゆきます。


そんな今日は新しいことを始めました。

あなたの七十二候「清ら歌」

という、一対一のセッション、の、ようなもの。


ようなもの、というのは、ほかにピンとくる言葉が思いつかなかったのでとりあえず使っているから。


きっと、もっといい言葉が見つかると思います。


さて!

七十二候とは、時節をあらわしたもので、日本に昔からある素敵な暦。

節分や夏至、冬至などという、いまも馴染みのある時節も似たようなもので、そちらは「二十四節気」と呼びます。

「七十二候」は「二十四節気」をさらに細かく分けたものなんです。

七十二候がこんなにも自分にとって大切なものになるとはびっくりなのですが…


実は、今年の四月から、書道家の武田双雲さんの著書「武田双雲の墨書七十二候」を、音声アプリclubhouse内で、読ませていただいてます。


双雲さんご本人に「とっても素敵で、大好きなので読みたいんです!」とお願いしたら、喜んでくださって、なんと毎月聴きにきてくださるので、執筆時のエピソードなどを直接伺うこともできる、本当に嬉しい、しあわせな時間になっています。


時を同じくして、講師の仕事で北原白秋さんの「五十音」という、とても言葉の美しい詩を扱いまして、それを四季をイメージして読むというレッスンをしたのです。


そうしたら!

受講生たちがとても素敵に季節に合った声を出してくれたのです。


そのことに感動して、そしてきっかけにして、人の声は四季のイメージに分けられるのだということに気づきました。


あたたかな春

照りつける夏

涼やかな秋

凍てつく冬


それぞれのイメージに合う声音がある。

そう思ったらワクワクが加速して、一気にこの「あなたの七十二候『清ら歌』」の構想が固まってゆきました。


いまはただ、この思いつきに至ったたくさんのできごとに感謝ばかり。


そんな記念日の七月十二日。

七十二候にちなんだ本日、めでたく幕開けと相成りました。


一年間はお試し価格というものを採用することにしました。実は、この企画で実現したいことがひとつあって、その準備にきりよく一年間を使うことにしたの。

一年後の本格始動の時に、とても素敵なことが発表できるはず!

そのためのあれやこれやを動いてゆきます。


楽しみにしていただけたら嬉しいです☺️💕✨


詳細がうっかり気になっちゃった方はこちらへ。

https://lit.link/azumishinobu

ブログ、移行します。

タイトルの通り、ブログを移行します。

実は1月なかばからそちらに記事を書いています。毎日。

メンテナンスが多くないかとか、諸々確認してからと思ったので、とりあえず1ヶ月お試ししてみました。


こちらも残します。
書きためた年月が長いから消すのはもったいなーいっ!


新しいブログはこちら

縦書きのできる珍しいタイプです。

これなら小説が書けるなーと思って。

まだ書いてないけど 笑

これからもよろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます


Eテレの番組で撮ったおみくじ!
酒井敏也さんに教えていただいてから見ている0655と2355。
その番組の新年を一緒に迎えちゃおうという大晦日スペシャル!

いつもは5分なのに15分のまさにスペシャル!

その番組でいつもやってるおみくじコーナー♪ 爆笑問題の田中さんのおみくじ、というわけで、たなくじ、というのです。

猪突猛吉!

吉!!

やった!!

その名の通り、猛進する一年にしたいと思います。

みなさま、今年もなにとぞよろしくお願いいたします♪


2019年1月3日
杏泉しのぶ

つれづれてみる


名古屋からの帰宅路で、こだまに乗っています。


今回はこちらを観に行って来たんです。
燐光群「サイパンの約束」 初めての観劇旅行。

弾丸だったので、ほかの観光はなにもしていません 笑

ぷらっとこだまという往復新幹線のきっぷと、宿泊先ホテル付きのお得なプランを使って行ってきました。
このプラン、普通の新幹線往復代金より安いという、ホテル代無料みたいなプランなのです。

そのぶん、こだまで時間をかけて移動するんですけど、全然問題ない!
楽しい!!

のぞみとか、名古屋からだとすぐ東京着いちゃうんだもの。


富士山も眺めた!

行きのこだまはなかなかにレトロな車両で、車両の途中に乗務員室があったりして面白かったです。

帰りは顔の細長い新しい車両でした。

電源タップもある!わーい!!

そんな劇場とホテルにしかいなかった名古屋旅。あ、あと、飲み屋さん 笑

色々な気づきをもらって、この先を再び考える時間をくれました。

車窓を流れる景色を眺めながらぼんやりする贅沢な時間。

燐光群さんの舞台は、とても、とてもメッセージが強くて。
時に苦しくなるような言葉もあったけれど、主演の渡辺美佐子さんがそれは素敵で。

ラストにふっと涙が出ました。

終わったあとは近くの飲み屋さんにご一緒させていただきました。
みなさま気さくに話してくださって、人見知りのわたしでもすっと馴染むことができました。優しさがしみる。

寅年生まれが多くいたのが面白かったです 笑

みなさん演劇が好きなんだな。
芝居が好きなんだなっていっぱい感じられて、なんだかしあわせな気持ちになって、夜中の名古屋をひとり歩きホテルへ。


ホテルのベットが大きくてとてもゆっくり眠ることができました。

次も同じ宿にしたい!

そして次はもっとゆっくり来たい!

どこかに出かけてもだいたい一泊だものなぁ。

たまには1週間ぐらいどこかでのんびりしたいなー。


今回の名古屋。
劇団員高島大幹くんがニアミスしていたり、劇団子でお世話になった音響の岡田 悠さんが近くの劇場で働いていたり、公演後の飲みの場で寅年生まれが多かったり、新しい演劇人との出会いがあったり、色々ご縁を感じる旅でした。



去年の夏の名古屋城。
大幹くんのツイートにあった写真は修復工事の準備中だったなぁ。

修復して、まだまだ楽しませていただきたい。

今度はゆっくり帰ろう。
おばあちゃんに会いに行った時から弾丸ばっかりだもんね。

そして雨は花育てる

1周回って知らない話

という番組で、新妻聖子さんと山崎育三郎さんがミュージカル科のある大学で授業を受けるというコーナーがありまして、その中でお二人がレミゼのワンシーンをやっていました。

銃弾を受けたエポニーヌが、マリウスの腕の中で息をひきとるシーン。


いや泣きまして。
エグいほど泣きまして。

今日の演劇ワークショップの帰り道、わたし最近心動いてないなーと思いながら歩いてきたところだったんですけど、めちゃくちゃ泣きました 笑

感情を揺さぶられるには、やっぱり自分の心を使わねばならぬのだなーと。


それは気持ちが入ってりゃいい!というのとはまったく違ってですね、自分の中にある本当の気持ちを握ったままでいないといけない、というか。

(※たまに聞くんです。演出家さんから。「気持ち入ってたら良くないですか?」って言うタイプの役者がいるって。それを受けて)

気持ち入れてちゃダメなんすよ。そもそもその気持ちなんすよ。

演じる役と自分のあいだに大きな隔たりがあっても、その役のその気持ちはきっと自分の中にもほんの少しはあるわけで、それをそれ風に言うのではなく、本当にその感情を実感しておく必要があるというか。

自分の中にも同じ性格や性質の部分が必ずあるから、それを探して、本当に思って言う。

濃度を濃くしていく。
外側をこしらえちゃダメ、というね。
あくまでも内側から。


ワークショップ講師の女優さんからもそんなアドバイスをいただき、そんなことを改めて思った夜なのでした。


自分と違う人を演じる、の意味を自分と別人にする、にしてしまうのは危険さもはらんでおるのだなぁ。
演じる難しさを痛感する深夜。